脚の脱毛を始める時に気づくのですが、ひざや足の甲の黒ずみが強くなっている方がいらっしゃいます。
日常生活についてお聞きすると、正座をする習慣があったり、床掃除の時にひざをついてやっていたり、入浴時にひざをついて髪を洗ったりされています。
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例えばこの体勢。
ひざと足の甲の骨のでっぱりの部分は床と密着して、その部分には体重もかかっています。
それが度重なると、皮膚はそれを外部からの刺激と感知してメラノサイトがからだを守ろうと、メラニンを作ります。
このメラニンが沈着して黒ずみとなるのです。
机にひじをつく癖のある方は、ひじが黒ずみますし、締めつけの強い下着を着用し続けていると締めつけられている部分が黒ずみを起こします。
からだの防衛反応なのです。
からだの防衛反応は黒ずみを起こすだけではありません。
外部からの刺激を受け続けている部分の毛が生えるようになったり、多くなったりもします。
ぶつかり稽古をしているお相撲さんの肩や背中の毛が濃くなるのは、この反応ですね。
ひざに太い毛が生えるのは、からだの小さな抵抗なわけです。
黒ずみを起こしている部分の脱毛には、少し減毛までに回数がかかります。
簡単に言いますと、光のエネルギーが皮膚のメラニン色素にも分散されてしまうので毛に届くエネルギーが少なめになるという感じです。
しかし同時に、この皮膚の色素沈着の改善もみられ、ひざの黒ずみやわきの黒ずみが解消されている方もいらっしゃいます。
日常生活では、できるだけ皮膚に圧をかける、締めつける、擦るがないようお過ごしください。